フェイスリフトの失敗例3:違和感・突っ張りがある

※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。

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リフトアップの理想と現実
「3:違和感がある」

リフトアップの施術後、肌がつっぱる、左右差ができる、表情が不自然になるなどのトラブルが生じることがあります。どうしてそのような症状が起こるのか、施術別にまとめています。

リフトアップ治療を受けたけれど…

気になるシワやたるみを改善したくて施術を受けたのに、イメージと違った仕上がりになったり、施術を受ける前よりもひどい状態になったりする人もいます。

  • 額と眉間にボトックスを注射しましたが、施術後3日あたりから、眉がつり上がり、目つきも悪くなりました。人前に出られず、仕事もキャンセルすることに。ボトックスが熱に弱いと聞き、温熱療法器を購入して顔に当てても、眉は動くようになりませんでした。」
  • 「目尻にボトックスを打ったところ、目の下がつり、不自然なシワが出てしまいました。まるで般若みたいで、笑っても突っ張ってしまい、まわりの人にギョッとされました…少しでも改善しようと目の下の追加注入しましたが、さらにクマがひどくなってたるみました。料金が安くて気軽に受けられると思っていたけど、とても後悔しています。
  • 目元にボトックスを打ちましたが、術後3日目くらいから目がつり上がり、二重だった眼は奥二重になり、毎日鏡を見てはため息をつき、泣きました。子どもたちから『怒ってるみたいでこわい』と言われてしまいました。2週間経ち、やっと額の重い感じは解消されましたが、もう二度と受けません!」

注入・注射の場合(ヒアルロン酸)

ヒアルロン酸は、人間の体内にもあり、肌組織の水分や潤滑性、柔軟性を保つ働きをもっています。ヒアルロン酸を注入すると、体内のヒアルロン酸と融合し、皮膚に膨らみをもたせ、シワを隆起させる効果が期待できます。
そのため、目の下など、くぼみがあるところにヒアルロン酸を注入するとくぼみを押し上げて肌を平らにして、シワやたるみが改善するという仕組みです。

しかし、ヒアルロン酸を注入する量を間違えてしまうと、目の下が膨らみすぎて仕上がりが不自然になったり、肌がデコボコしたり、ヒアルロン酸が残ってしこりになってしまうことがあります。
それに、ヒアルロン酸のように体内に溶けるものは、定期的に注入する必要がありますが、効果を持続させるためにくり返し注入していると、その重みによってたるみが悪化するケースも考えられます。

境院長よりコメント

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注入治療に潜む、合併症の危険性について

ヒアルロン酸などの注入系治療には忘れてはならない合併症があります。
ヒアルロン酸などの注入剤が血管内に入り血流障害を引き起こす「塞栓」というものです。
静脈が詰まった静脈塞栓は比較的症状がマイルドですが、動脈塞栓だった場合は皮膚壊死などを引き起こして、汚い傷あとが残ることが多いといいます。
従来から言われている普通の順行性の動脈塞栓ですら恐ろしいのですが、最近報告が相次いでいる「逆行性動脈塞栓」は、動脈を逆流して脳に入り脳梗塞や失明を引き起こすとされています。

ヒアルロン酸注入自体は、かなり前から行われていた施術ですので、このような事例は昔からあったのでしょうが、まさかヒアルロン酸を受けたら半身まひになったり、目が見えなくなったりするなんて、医者でさえ思わなかったのではないでしょうか?
今まで学会報告がされてこなかったのは、因果関係がはっきりしない事象のため、原因不明とされてきたのだと思われます。

少なくとも形成外科の専門医のように、顔の解剖に詳しい医師が行なうのが無難であることは間違いありませんし、どうしてもヒアルロン酸でなければ改善しないようなもの以外は他の治療も検討した方がいいのかもしれません。

注入・注射の場合(ボツリヌストキシン)

「ボトックス」の呼び方で有名なボツリヌストキシンは、筋肉の動きを止めてシワやたるみの改善を図る治療法です。適切な量を、適切な位置に注入することで、筋肉の動きによってできたシワを目立ちにくくすることができます。

しかし、注入量や注入位置を間違えると、まぶたが開けにくくなったり、頬の表情筋が引きつったり、まぶたのラインが下がってしまったり、こわばった表情になってしまうことがあります。
ほかにも、ドライアイの症状を引き起こしたり、複視(ものが二重に見える)、流涙(涙が出る)、霧視(ものがぼやけて見える)などの副作用が起こったり、角膜炎や視力低下、結膜炎が生じることもあるそうです。

糸治療の場合

糸を使って物理的にリフトアップ(フェイスリフト)したり、糸による刺激でハリや弾力をもたらす成分の生成を促すことで、シワやたるみを改善する糸治療ですが、伸縮性のない糸を使用した場合、引き上げが強すぎてしまった結果、顔が引きつってしまうことがあります。
また、伸縮性のない糸のフェイスリフトの場合、強く引き上げなくても顔の筋肉の動きに制限ができてしまうため、ぎこちない表情になってしまうことも多いようです。

特に目元など、皮膚が薄くて敏感なところは、短い糸を使ったとしても痛みが出たり、笑ったときの表情が不自然になることがあります。
また、皮膚を引き上げるときに顔のバランスが崩れて、顔の上半分が大きく見えたり、皮膚を引っ張りすぎることで、髪が抜けてしまうこともあるようです。

糸治療はデリケートな施術のため、経験のない医師が行なうと、引きつった不自然な顔になってしまうことあるので十分注意してください。

切開手術

手術の場合、切るフェイスリフト手術などで余分なたるみを切除したり、切って脂肪を取り除くため、効果がないはずはありませんが、効果が感じられなかったという話は驚くほど多いのが現状です。
しかし、反対に皮膚を切り取りすぎると変に引き連れたり、脂肪を除去しすぎて頬がこけてしまったり、そのせいで老けた印象になってしまうことがあります。

例えば、頬のたるみの原因であるバッカルファット(頬の奥にある脂肪の塊)を除去する手術の場合、バッカルファットがなくなったスペースに、頬の上の脂肪が落ちてきて、目の下がくぼんで肌のハリがなくなり、施術前よりも老けて見えることも。
また、切るフェイスリフトの場合、効果が欲しい部分から皮膚切除部まで10cm以上離れているので、ひきつるわりには実感できるような効果が少ないと言えるでしょう。また、靭帯や筋膜にまで操作が及ぶような非常に高額なフェイスリフト手術ですら、靭帯や筋膜の操作部から効果が欲しい部位まで10cm近く離れています。むしろ、切開手術よりも糸の方が気になるところの近くまで入れることができます。

◇◆◇ このサイトで紹介している「フェイスリフト」の費用や施術時間、リスク等について ◇◆◇

【注入治療(ボトックス)】
費用:1部位あたり1万~5万円(全顔に施す場合は5万~15万円)、 施術時間:5分~10分、効果の継続期間:2・3ヶ月~半年
リスク:※そもそもリフトアップには不向き。軽い痛みあり。術後に内出血や腫れが出ることがある。技術により注入部分が凹凸になることがある。ダウンタイム:3日~5日程度
【レーザー等照射治療】
費用:1回あたり2万~40万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:軽い痛みあり。術後、赤らみやほてり、ピリピリ感など、軽いやけど症状が現れることがある。ダウンタイムは数日程度。
【高周波治療】
費用:1回あたり2万~5万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:痛み・ダウンタイムほぼなし。敏感肌の人は肌が赤らみやほてりが出ることがある。
【美容鍼】
費用:1回あたり20万~70万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:内出血を起こすことがある。定期的に施術を受ける必要がある。持続が短い。ダウンタイムほぼなし。
【スレッドリフト】
費用:1本あたり2万~10万(6本平均15万~70万円)、施術時間:30分~2時間、効果の継続期間:3年~5年
リスク:糸の挿入部分がひきつれを起こすことがある。糸が体内に残る。針の挿入部に、腫れや内出血、むくみが起こることがある。ダウンタイムは1~2週間程度。
【切るフェイスリフト】
費用:50万円~200万円、施術時間:2時間~3時間、効果の継続期間:5年~10年
リスク:傷跡が残る。術後の痛み、腫れ、むくみ、内出血が起こる。ダウンタイムは2週間~1か月。

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私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。

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