
リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。
このサイトは 「六本木境クリニック」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
顔の半分から下にできる大きなシワがほうれい線です。これは、たるみによってできるもので「たるみシワ」とも言えます。
ほうれい線は生まれつきあるもので、実は赤ちゃんにもあります。
ただ年齢を重ねるうちに、深くなり目立つようになるのです。
そんなほうれい線を改善する代表的な治療、「ヒアルロン酸」、「高周波治療」、「フェイスリフト」について説明します。
ほうれい線ができる原因とその治療について、まとめました。六本木境クリニック・院長の解説つきです。
小鼻の横から口元に向かって伸びるほうれい線。年齢を問わず、笑ったときに現れますが、年齢を重ねると、笑っていなくても出てくるようになり、老けた印象を与えてしまいます。
ほうれい線ができる原因はいくつかあるといいます。
まず、加齢。加齢によってコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンという弾力を与えてくれる成分が減少することで肌がたるみ、ほうれい線が現れてくるといいます。 次に、乾燥。肌が乾燥すると、コラーゲンやエラスチンを作り出している線維芽細胞の働きを鈍くしてしまい、たるみを生じやすくなり、ほうれい線につながってしまうといいます。そのほか、表情筋の衰えや紫外線、睡眠不足、運動不足などもほうれい線の原因になると言われています。
ただ、やはり、ほうれい線は頬のたるみによるものが多いでしょう。実はゴルゴラインもマリオネットラインも同じ頬のたるみによって生じます。お顔を強く触る、こすることによって、靭帯などの支持組織がゆるみ頬の脂肪やボリュームが下垂することこそが、ほうれい線もゴルゴライン・マリオネットラインも目立つ最大の原因だと思われます。
ちなみに、ほうれい線などの一番の原因は加齢だと思われている方も多いと思いますが、正確に言うと、これは誤解です。靭帯などの支持組織のゆるみや脂肪・ボリュームの下垂など一度生じてしまうと、治らないものについては、加齢による老化現象そのものであるかのように誤解される傾向があると言えます。
フェイスリフトって、
どんな施術?
フェイスリフトは、皮膚を切開して、余った皮膚を切り取り、たるみを引き上げて縫い合わせる施術です。
耳の前や後ろ、こめかみ、髪の生え際など、傷跡が目立たないところを切開します。
フェイスリフトは、メスを入れる深度や手術方法によって、以下のような種類に分けられます。
・皮膚のみのフェイスリフト…表皮、真皮、皮下組織までを剥離して引き上げるフェイスリフト手術。軽いほうれい線に向いていると言われています。
・SMASリフト…皮下組織の下のSMAS筋膜までを剥離し、引き上げるフェイスリフト手術。皮膚のみの手術よりも、ほうれい線の改善効果が高いとされています。
・骨膜下リフト…頭部から内視鏡で骨膜の下を剥離して、顔の組織を引き上げるフェイスリフト手術。傷跡や腫れが大きく、手術時間も長くなります。
フェイスリフトは、メスを入れて実際に皮膚を切り取ったり引き上げるため、たるみやシワの改善効果が高いと言われています。
しかし、耳の近くやこめかみなどを切開するため、そこから皮膚を引き上げたとしても、ほうれい線の部分まで、その引き上げる力が及ばないこともあり、効果が感じられないこともあります。深刻度にもよりますが、費用の目安は、50万円~90万円程度です。
向いている人
向いていない人
効果の持続期間 | 効果は半永久的。少なくとも5~10年は持続すると言われている。 |
---|---|
ダウンタイム | 強い腫れやむくみ、内出血などは1~2週間ほど。術後3~4日は包帯などで固定する必要がある。 |
注意点(リスクや副作用) | ・ほうれい線の部分まで、引き上げる張力が及ばないことがある ・皮下出血や顔面内出血などが起こる可能性がある ・術後数日~1ヶ月は引きつれや違和感がある ・傷口の炎症や感染が起こる可能性がある ・顔面神経を損傷してしまうと表情が作れなくなってしまうというリスクがある |
ヒアルロン酸注入って、
どんな施術?
ヒアルロン酸は、ほうれい線の治療法としても人気です。
ヒアルロン酸を注入することで皮膚を持ち上げ、ほうれい線を目立たなくさせてくれます。
しかし、ほうれい線の改善のためにヒアルロン酸を用いる場合、ほうれい線の周囲は動脈塞栓(動脈が詰まってしまうこと)が起こりうる部位であることを認識しておかなければなりません。 ヒアルロン酸を注入することで血管が詰まってしまい、皮膚潰瘍がなかなか治らなかったり、目立つ傷跡になってしまったりすることがあります。
また、口まわりなど、良く動かす部分に注入した場合、表情筋の動きによってヒアルロン酸が移動し、不自然な形になったり、逆にほうれい線が目立ってしまうということもあるので注意が必要です。費用の目安は、1回4万円~10万円程度です。
向いている人
向いていない人
効果の持続期間 | 3ヶ月~1年程度。定期的に注入することで、持続期間が長くなる。 |
---|---|
ダウンタイム | 3~5日ほど違和感があったり、内出血が起こることがある。 内出血は1~2週間ほどで消える。 |
注意点(リスクや副作用) | ・注入する部位を誤ると動脈塞栓を起こす可能性がある ・注射針が血管に当たると内出血を起こすことがある ・ヒアルロン酸が移動して、ほうれい線が目立つようになってしまうことも ・一度に多量のヒアルロン酸を注入すると、重みでボリュームが下がり、マリオネットラインが目立ったり、顔の輪郭が四角になってしまうこともある ・動脈塞栓による皮膚壊死を起こす可能性がある ・逆行性動脈塞栓による失明や脳梗塞の可能性がある |
境院長よりコメント
Doctor’s comment
ヒアルロン酸でほうれい線が消えることは、あり得ないと思います
ほうれい線にヒアルロン酸注射を行った場合、直後からすぐに凹みが目立たなくなり、簡単でお手軽なイメージがあります。
ヒアルロン酸は肌の水分保持力を高め、ヒアルロン酸を打つとハリが出てみずみずしく見えたり、美肌効果があると言われています。
ほうれい線の治療では、一番上の小鼻付近に入れるとシワが浅くなって形態的には喜ばれますが、ヒアルロン酸をたくさん使用するとパンパンに膨らんで殴られたような顔に見えてしまうことが多いと言います。
また、ヒアルロン酸の重みと重力で下に下がるため、マリオネットラインが目立つようになったり四角い顔になったりします。
基本的にほうれい線やマリオネットラインのように、頬が下がってかぶさるようになることで影が濃くなって目立つシワは、ヒアルロン酸を注射してシワが消えることはありません。
たるみが強ければ強いほど不自然な結果しかなく、そのような場合には特に糸のようなリフトアップ施術の方が良いと言えます。
高周波治療って、
どんな施術?
高周波治療とは、ラジオ(RF)波を照射し、その熱で肌の深部にダメージをあたえてコラーゲンの生成を促し、切らずにたるみを改善しようとする治療法。
ラジオ波の機器には、モノポーラ―式、バイポーラ―式、マルチポーラー式があります。
・モノポーラ―式…電極が1個で、深いところにまでエネルギーを与えることができる。
・バイポーラ―式…電極が2個で、浅いところにラジオ波を流すことができる。
・マルチポーラー式…電極が3個以上あり、深いところにも浅いところにもラジオ波を流すことができる。
高周波治療で用いられる機器は、サーマクール、アルテミスシェイプなどが、その代表的なものになります。
サーマクールは、高周波と冷却ガスを同時に行いながら、皮膚に熱エネルギーを与えていきます。モノポーラ―式を採用しているので、高出力で高周波を照射できるため、他のたるみ治療器よりも効果が高いと言われています。
アルテミスシェイプは、肌深部に強力な熱エネルギーを与えることができます。冷却機能も装備しているので、施術中や施術後の肌の負担を軽減してくれます。費用の目安は、1回9万円~30万円程度です。
向いている人
向いていない人
効果の持続期間 | 半年~。定期的に施術を受けることで効果が長続きする。 |
---|---|
ダウンタイム | ダウンタイムはほとんどない。顔に赤みがさす程度。 |
注意点(リスクや副作用) | ・発赤、熱感、痛み、かゆみなどが生じることがある ・色素沈着や内出血を起こすことがある ・激しい運動、飲酒、長風呂など、血行が良くなると腫れが出ることがある ・皮膚の水分が一時的に失われるため、保湿をしっかりする |
境院長よりコメント
Doctor’s comment
高周波治療でたるみを解消できる可能性は…?!
レーザー治療・高周波RF治療・超音波治療は、肌質の改善などさまざまな効果が期待できると言われていますが、実際に受けた人からは、直後に感じる効果はマイルドで実感できる効果の持続期間も短いという意見が非常に多いです。
「だんだんコラーゲンが増えて少しづつ効果が現れたり、1ヶ月後にピークになる」と言われているようですが、「1ヶ月後を楽しみにしていたのにピークは来なかった、徐々にハリ(腫れ?)が引いただけだった」といった意見が紋切り型のようによく聞かれます。
ほうれい線は頬の脂肪の下垂が原因で、頬の脂肪が下垂する一番の原因は靭帯など支持組織のゆるみです。
そして、照射系治療では下がった脂肪を持ち上げることは不可能です。
つまり、照射系治療でたるみに実感できる効果があったり、ほうれい線が気にならなくなったりすることはありません。キャッチフレーズとしてよく用いられる「切らないフェイスリフト」のような効果はありません。
監修医師Supervised
境 隆博(形成外科医)
sponsored by
六本木境クリニック
カウンセリングから施術まで、すべて私が担当します。
たるみの本質と向き合い、一人ひとりに最も適した治療を提案いたします。
TEL:03-6441-0691
ひとりで悩まないで、
相談に来てください
私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。
監修:境 隆博 医師(sponsored by 六本木境クリニック)
顔のたるみ・シワに関する不安・疑問など、
ご予約は、お電話のみ受け付けています。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
切開位置からほうれい線まで遠く、引き上げる力が及ばない
フェイスリフトは、若見え手術で長年最も効果的な方法とされてきました。
しかし、その侵襲(組織損傷など)の大きさと比較して、ほうれい線など顔の正面効果が少ないことから、受ける人の満足度がどうしても低くなってしまいます。
また近年、糸の施術の進化により、切るフェイスリフトと糸との併用やいわゆる糸のフェイスリフトがどんどん増える一方、切るフェイスリフト単独の手術は減る傾向にあるそうです。
糸の施術の進化によって、顔正面のミッドフェイスリフト以外では糸の施術と比較すると効果が弱いことが露呈してきたためと思われます。
顔正面のミッドフェイスリフトは目の下の皮膚を切りますが、他のフェイスリフトはできるだけ傷あとが目立たないよう、こめかみやもみ上げなどの有髪部や、できるだけ顔の正面から遠く離れた部位の皮膚を切り取ります。
このため、ほうれい線やマリオネットラインなど実際に効果を出したい部位からの距離が遠く、糸のように効果を出したい部位の近くまで入れることができる施術との比較では、少なくとも短期効果に限れば苦戦することとなります。
フェイスリフトをほうれい線治療目的で受けてしまうと、実感できる効果よりも傷あとなどのデメリットの方が上回ることになるでしょう。
プリングスレッドを受けた
40代女性の症例はこちら