
リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。
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リフトアップ効果ばかり注目してしまいますが、スプリングスレッドにはイメージどおりに仕上がらない失敗、感染によって顔が赤く腫れあがるなどのリスクもあります。 これまで400回以上、スプリングスレッドの施術を行なった六本木境クリニックの院長が、実際に対処した感染の話をもとに、少しでもリスクを抑えるために知っておきたい情報をまとめました。
スプリングスレッドは、リフトアップ効果の高いと言われている治療法ですが、そのぶんリスクの高い施術でもあります。
ここでは、スプリングスレッドで起こりうる失敗例や後遺症など、トラブルについてまとめています。
不自然な仕上がり失敗例1
スプリングスレッドの施術を受けた後、突っ張ったような表情になってしまったり、仕上がりが不自然になってしまうことがあります。 これは、埋め込む糸の本数が少なすぎることが1つの原因です。少ない本数の糸で無理やり一部だけを強く引っ張るために皮膚の引きつれなどが起こり、不自然な仕上がりになってしまうのです。 挿入した糸をうまくコントロールできない場合にも、引きつれが起こることがあります。引きつれが起こり、見た目が不自然になると、美容整形を受けたことが周囲に気づかれてしまう恐れがあります。見た目が自然に仕上がるかどうかは、施術をする医師の腕に左右されるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。 万一、仕上がりが不自然になってしまった場合には、糸を再調整するなどの対処が可能です。
肌が凹凸になる失敗例2
施術直後はある程度、肌に凹凸が出てしまうものですが、1週間ほどでなじんでいきます。1週間以上たっても肌の凹凸が治らない場合は失敗といえるかもしれません。 スプリングスレッドでは、少ない本数の糸で無理やり一部だけを強く引っ張ると、皮膚の表面が凸凹になってしまったり、ヒキツレて見えることがあります。 また、糸を挿入した後、何らかの影響で糸がずれてしまい、皮膚に凹凸が出てしまう場合もあります。 このほか、浅過ぎる部位に挿入されることで糸が外から透けて見えたり、糸がしっかり固定されずに挿入した糸が出てきてしまったり、引き上げの力に左右差があり、顔の左右で差が出てしまうという失敗もあります。 肌に凹凸が出てしまうのをはじめとするこれらのトラブルは、医師の技術力が大きく関係しています。
リフトアップ効果が得られない失敗例3
スプリングスレッドの失敗としてよく言われるのが、効果が感じられないということ。
糸を皮下に挿入してたるみを引き上げるスプリングスレッドは、高い効果を発揮すると言われていますが、実は、スプリングスレッドの失敗で最も多いのが、リフトアップ効果が感じられないということです。
スプリングスレッドに限っていえば、施術直後に効果を感じないときには何か月待っても効果が感じられることはありません。まだ糸が周辺組織になじまず、効果が実感できないので、1カ月以上待ってください。コラーゲンが増えてだんだん効果が出てきます」という説明には首を傾げざるを得ません。
埋め込んだ糸の本数が少なかったり、糸を埋め込む場所や引っ張り方が適切でなかったのかもしれません。
スプリングスレッドの効果が感じられない場合には、糸の再調整をする必要があります。クリニックによっては、保証期間があったり、はじめから再調整を前提にしているところもあるので、施術の前に確認しておきましょう。
スプリングスレッドの施術を受けて、感染したというケースもまれにあります。 溶ける糸と溶けない糸との比較の際にもよく言われますが、溶ける糸が安全で溶けない糸が危険というのは間違い。スプリングスレッドを受けて感染したという場合、糸そのものに原因があるのではなく、施術の際、髪の毛やうぶ毛など小さな異物が混入してしまったために起こることが多いように思われます。 スプリングスレッドでは、「ストレート法」と「エックス状」の挿入法がありますが、エックス状の挿入法のほうが、異物が混入しやすく、感染のリスクも高くなるように思います。 こうした感染は、スプリングスレッドに限らず、糸を使ったリフトアップ術で起こり得ることです。
スプリングスレッドの施術の際には局所麻酔を使用するため、麻酔の注射を打つのが痛いです。 静脈麻酔などは危険を増すと思われるのでわたくしは使用しません。
スプリングスレッドで使用する糸は、コグと呼ばれるでっぱりがついていますが、コグの先端は丸くなっているので、皮下組織を傷つけにくく、痛みも軽減されるつくりになっています。
施術後2~3日は、痛みというより、挿入箇所に違和感を覚えることがあるかもしれませんが、徐々に落ち着いていきます。
術後1カ月くらいの間は、口を大きく開けたり、笑ったり、顔を洗うときに引きつれ感があることも。
顔に入れた複数の糸を、頭部から入れた糸でエックス状にまとめるエックス状の挿入方法で施術した場合、まとめて糸を固定する部分に負荷が集中し、片頭痛を起こしやすいとも言われています。
♢♦♢ ここで紹介している「スプリングスレッド」の費用や施術時間、リスク等について ♢♦♢
監修医師Supervised
境 隆博(形成外科医)
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六本木境クリニック
カウンセリングから施術まで、すべて私が担当します。
たるみの本質と向き合い、一人ひとりに最も適した治療を提案いたします。
TEL:03-6441-0691
ひとりで悩まないで、
相談に来てください
私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。
監修:境 隆博 医師(sponsored by 六本木境クリニック)
顔のたるみ・シワに関する不安・疑問など、
ご予約は、お電話のみ受け付けています。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
経験上、スプリングスレッドのいちばんのリスクは「感染」です
スプリングスレッドは、強力な伸縮性と固定性をもつ糸なので、凸凹や引きつれを起こしやすく、糸リフトのなかで、最も難しく、ハードルの高い施術です。 そのため、医師の技量、やり方、本数などによって、効果がまったく変わってしまいます。 私は自分が日本一スプリングスレッドをしている自負がありますし、3年以上、凸凹が気になって糸を抜いた患者さんは一人もいません。
そうは言っても、スプリングスレッドが比較的感染が多いことは事実です。 典型的な感染症状は、どちらか片方が腫れて痛みを伴うもので、感染すると抗生物質が効かず、感染した糸を抜く必要があります。 私の場合、複数の糸同士が接触しない「ストレート法」というやり方で挿入するため、もし感染したとしても、感染した糸1本抜けば、感染をコントロールできることがほとんどです。
しかし、この感染は術後すぐに起こるとは限らず、2年後に起こる人もいたほど、いつ起こるか分かりません。 そこで、私のクリニックでは感染対策として、前日か前々日にもみあげから顔の産毛まで私が剃るようにしています。そして、患者さんは手術当日、よく洗髪してから来院していただいています。 決して気軽に受ける施術ではありませんが、多くの方に満足いただける施術だと思っています。