
リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。
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クリニックでたるみ・シワ治療を受けたものの、効果を感じられなかったという人がいます。どうして効果が得られなかったのか。その原因を施術別に考えます。
気になるシワやたるみを改善したくて施術を受けたものの、納得できる効果が得られない人も少なくありません。
皮下組織を熱で収縮させて、ターンオーバーを促進したり、コラーゲンの生成を促し、ハリと弾力を生み出すことでリフトアップを目指す照射系のリフトアップ。ダウンタイムは少ないのですが、痛みを伴う施術です。
そして、照射系のリフトアップは、たるんだ皮膚や組織を物理的に引き上げるわけではないので、半永久的に効果が持続するわけではありません。
例えば、サーマクールの効果は、一般的に半年から1年ほどと言われています。そのため、効果を持続させるには、定期的に治療を受ける必要があります。
また、サーマクールは、照射角度や位置が変わるだけでも効果が違ってきてしまうので、ドクターの技術によって効果に差が出ます。

レーザー治療は、肌にメスを入れずにシワやたるみの改善を目指す治療法です。
レーザーを照射して、肌の奥の真皮層に熱エネルギーを伝え、刺激を与えることで肌を引き締め、皮膚の働きを活性化します。レーザーが線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンなどの成分の生成を促進させるため、肌にハリや弾力が出ると言われています。
小じわの改善やハリのアップを得意としています。
そのため、顔の全体的なたるみや長年の表情のくせでできてしまった大きなシワ、深いシワ、ほうれい線などは、レーザー治療だけでは十分な改善効果が得られないと考えられます。

境院長よりコメント
Doctor’s comment
ここでハッキリさせておきたいことは、しみ治療では強力な効果を発揮するレーザーですが、レーザーではたるみは改善しません。できても小じわの改善くらいしかできないであろうということです。
しわ治療としても、大多数の人は小じわではなく、ほうれい線やマリオネットラインなどの大きなしわの改善を期待してしまします。レーザー単独治療だけでは十分な改善効果がえられない・・・などと言った表現も、さまざまな方面に配慮してマイルドな表現にしただけですし、他の治療と組み合わせてもほとんど改善にはつながらないと思います。
受けた人が感じるしわやたるみの改善については、ハリと表現されていますが、組織に熱を加えた後の腫れをハリと誤認しているだけだと思われます。
ボツリヌス菌が作り出す毒素を弱めて作られた治療薬のボツリヌストキシンには、筋肉の動きを止めたり弱めたりする働きがあり、表情筋の動きによってできるシワの改善が見込めると言われています。
つまり、額や眉間、目尻など、筋肉を動かすことでできる表情じわには効果的。
しかし、ほうれい線、ゴルゴ線、マリオネットライン、首など、筋肉を動かさなくてもできてしまうシワに対しては、効果は期待できません。
ボツリヌストキシンは、注入する量が多すぎると、顔の筋肉が動かなくなったり、表情が不自然になったりすることがあるので注意しましょう。

境院長よりコメント
Doctor’s comment
「ボツリヌストキシン注射」は、表情じわの原因となる表情筋の動きを弱めることで、しわの改善を図っていくという治療法です。合併症などのリスクは少ないですが、一般的にたるみの治療ではないと思われます。
まぶたの状態や個人差によって、ボツリヌストキシン注射では効果が実感できないことがあるといった説明がなされていることもありますが、患者さんから「効果を実感できない」という相談を受けることが多いので、やはり「しわの治療」であって「たるみの治療」ではないと言えそうです。
美容鍼は、極細の糸を装着した特殊な針で皮膚を刺激しつつ、挿入した吸収される糸でリフトアップや肌質の改善を目指す方法。
東洋医学の鍼と吸収される糸、副作用の出にくいものを使っているので、体への負担も少ないと言われています。
しかし、得られる効果も少ないようです。溶ける糸を使っていることもあり、糸が吸収される始めると数か月で効果は薄れてしまいます。
スレッド美容鍼、ウルトラVリフトなど、鍼と吸収糸を使った施術は、ツボを刺激してリンパや血流を良くしたり、吸収される糸で皮下組織を刺激し、コラーゲンなどの成分の生成を促すことで、シワやたるみを解消しようというもの。
肌の引き締めやハリへの効果は期待できますが、肝心のリフトアップ効果は、得られにくいと言えます。

境院長よりコメント
Doctor’s comment
美容鍼や美容鍼から派生した吸収糸は切開するフェイスリフトやスプリングスレッドのように強力な糸リフトとは違って物理的に引き上げる方法ではありません。皮下組織を刺激してコラーゲン生成を促すような方法です。そして、コラーゲンには引き締め効果はあっても、はっきりとしたリフトアップ効果が得られることはないでしょう。リフトアップ効果は物理的に組織を持ち上げた場合にしか得られません。
コラーゲンで頬のような重たいものが中長期的に持ち上がることはありえないと思います。美容鍼や美容鍼から派生した吸収糸で効果を実感できるのは腫れている期間くらいでしょう。
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監修医師Supervised
境 隆博(形成外科医)
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カウンセリングから施術まで、すべて私が担当します。
たるみの本質と向き合い、一人ひとりに最も適した治療を提案いたします。
TEL:03-6441-0691
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相談に来てください
私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。
監修:境 隆博 医師(sponsored by 六本木境クリニック)
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境院長よりコメント
Doctor’s comment
ハイフ(HIFU)、ウルセラ、サーマクールなどの治療で間違えてはいけないことは、そもそもこれらはリフトアップ(持ち上げる)施術ではないということです。
わたくしはやけど治療漬けから形成外科のキャリアをスタートしたと言っても過言ではないほどやけど治療にかかわってきましたが、熱することでリフトアップするという理屈が分かりません。スキンタイトニング・引き締め以外の効果があるとは思えないのです。
お肌のハリがリフトアップにつながるかのような間違った情報がコスメ・化粧品の宣伝などで長年流されてきましたが、わたくしはこれに異を唱えています。
スプリングスレッドなどのフェイスリフト術で強力にリフトアップさせると、お肌がツルツルになることがありますが、反対にお肌を引き締めることでリフトアップがされることはありません。高周波を使った治療後にお肌が引き締まったと感じているもののほとんどは、施術後の腫れだと思われます。