フェイスリフトの失敗例5:糸が透けて見える

※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。

サイトマップ

リフトアップの理想と現実
「5:糸が見える・出てくる」

糸を使ったリフトアップでは、糸が透けて見えてしまったり、糸が出てきてしまう失敗が起こる場合があります。どうしてこのようなことが起こるのか、詳しく説明します。

リフトアップ治療を受けたけれど…

リフトアップ効果が高いと言われる糸リフト。イメージどおりの効果に満足する人がいる一方、「誰にもバレたくないのに、糸が透けて見える」「糸が出てきてしまった」と不満を抱える人たちもいるようです。

  • 「糸のリフトアップ治療を受けました。カウンセリングの対応は良かったのですが、担当医の技術力が低かったのか、施術後、鏡を見ると皮膚に入れた糸がうっすらと見えていてビックリ!ファンデーションを厚めに塗って隠しています。」
  • 「糸のフェイスリフトを受け、糸を左右3本ずつ入れてもらいましたが、1箇所だけ、血も止まらず、痛みも治まりません。表面に出てきているのか、化粧水などを塗るときに、針金のような糸が手に触れて痛いです。施術した先生に伝えたら『しばらく放っておけば大丈夫』と言われましたが、とても不安です…
  • 溶ける糸の施術を受けました。施術後、口の中に1本、糸が突き抜けていました。これが溶けない糸だったら…と思うと、恐ろしいです。施術後1ヶ月経ったら、糸がどこにあるかわからなくなりましたが、効果も微妙で満足できる結果ではありませんでした。」

糸が透けて見える

糸を使ったリフトアップでは、挿入した糸が透けて見えてしまうというケースがあります。
目に見えなくても、肌に触れたときに、糸についたギザギザを感じる場合も。それにより、顔の一部がデコボコになってしまうこともあります。
これは、皮膚の厚みを考慮せずに施術をしてしまうことで生じます。皮膚の薄い人には、深い部分に糸を挿入する施術などを行なうなど、肌質に合った施術を選ぶようにすることで防ぐことができるでしょう。

特殊な純金の糸(純度99.9)を表皮の下の真皮層に格子状に埋め込む「金の糸」施術では、本来埋め込む位置よりも浅い位置に埋めてしまい、糸が透けて見えたり、皮膚が引きつって表情が不自然になってしまうケースが報告されています。
また、施術直後、糸が安定するまでの間に施術部位に刺激を与えたり、強くこすったりすると、糸が皮膚の表面近くまで浮き出てしまい、糸が透けて見えることもあります。

糸によるリフトアップは高い効果が期待できますが、経験の浅い医師が施術を行うと、糸が透けて見えてしまったり、左右のバランスが悪くなったりすることがあるので、クリニックや医師選びは慎重に行ないましょう。

糸が出てきてしまう

糸によるリフトアップでは、挿入した糸が、挿入口などから出てきてしまうということも起こり得ます。
これは、糸がきちんと固定されていなかったために皮膚の中を移動してしまったり、糸に対して体が拒否反応を起こしてしまい、皮膚の外に押し出されてしまったりすることが原因です。

糸がきちんと皮膚の中を移動して出てきてしまうというのは、きちんと固定されていなかったり、正しい位置に挿入されていなかったりすることによって起こるので、医師の技術力によるところが大きいです。
糸を使ったリフトアップは、効果は高いのですが、その分、医師の技術力に左右される施術。技術のない医師や経験の浅い医師が担当すると、このように糸が出てきてしまったり、糸が表皮に近いところまで出てきてしまい、肌がデコボコになってしまうことを覚えておきましょう。

境院長よりコメント

Doctor’s comment

ドクター写真

糸リフトで使う、糸の特徴・違いについて

糸の施術は、「溶ける糸(吸収糸)」か「溶けない糸(非吸収糸)」かに分けられます。
溶ける糸のメリットは、糸が溶けるため、体内に異物が残らない安心感です。
また施術する医師にも説明が簡単というメリットがあります。もし、患者さんが引き上げ効果に納得できなかったとしても、「コラーゲンが増えるまで、しばらく待ちましょう」「糸が溶けても、そのぶんコラーゲンが増えるので、急にたるんだりしません」と言えますし、何か問題が生じたときも、「溶けると元に戻ります」「糸が溶けるので安心です」と回避することができます。
溶ける糸のデメリットは、長持ちしないことですが、溶けることが前提なので、何度もくり返し施術することが許されます。

一方、溶けない糸のメリットは、効果が長持ちすることです。
溶ける糸と溶けない糸の持続期間の違いをごくわずかだと思われる傾向がありますが、私は効果も持続期間も「桁違い」だと感じています。

また、糸についているコグ(トゲ)の有無によっても、変わります。コグが付いていない糸は、物理的に持ち上げることができないので、リフトアップ効果はほとんどありません。
「金の糸」のように、カーブをかけたり、格子状に糸を入れてハンモック状に組織を持ち上げるだけなので、患者さんが実感するのはとても短い期間です。
一方、「スプリングスレッド」のようにコグが付いている糸の場合は、糸を皮下に挿入して直接たるみを引き上げるので、顔の中心部(ほうれい線・マリオネットライン・ゴルゴライン・フェイスラインのたるみ)まで改善できます。
1つのコグが大きくてゴツイほど引きつれ、痛み、違和感が強く、コグの数が多ければ多いほど張力が分散されるので、引きつれにくく効果的にリフトアップできて長持ちすると言えます。

◇◆◇ このサイトで紹介している「フェイスリフト」の費用や施術時間、リスク等について ◇◆◇

【注入治療(ボトックス)】
費用:1部位あたり1万~5万円(全顔に施す場合は5万~15万円)、 施術時間:5分~10分、効果の継続期間:2・3ヶ月~半年
リスク:※そもそもリフトアップには不向き。軽い痛みあり。術後に内出血や腫れが出ることがある。技術により注入部分が凹凸になることがある。ダウンタイム:3日~5日程度
【レーザー等照射治療】
費用:1回あたり2万~40万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:軽い痛みあり。術後、赤らみやほてり、ピリピリ感など、軽いやけど症状が現れることがある。ダウンタイムは数日程度。
【高周波治療】
費用:1回あたり2万~5万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:痛み・ダウンタイムほぼなし。敏感肌の人は肌が赤らみやほてりが出ることがある。
【美容鍼】
費用:1回あたり20万~70万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
リスク:内出血を起こすことがある。定期的に施術を受ける必要がある。持続が短い。ダウンタイムほぼなし。
【スレッドリフト】
費用:1本あたり2万~10万(6本平均15万~70万円)、施術時間:30分~2時間、効果の継続期間:3年~5年
リスク:糸の挿入部分がひきつれを起こすことがある。糸が体内に残る。針の挿入部に、腫れや内出血、むくみが起こることがある。ダウンタイムは1~2週間程度。
【切るフェイスリフト】
費用:50万円~200万円、施術時間:2時間~3時間、効果の継続期間:5年~10年
リスク:傷跡が残る。術後の痛み、腫れ、むくみ、内出血が起こる。ダウンタイムは2週間~1か月。

ひとりで悩まないで、
相談に来てください

医師画像

私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。

顔のたるみ・シワに関する不安・疑問など、
ご予約は、お電話のみ受付ています。

診療時間
平日11:00~19:00
土日祝10:00~18:00
休診日水曜日