頬のたるみを改善する治療は?

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頬

口角や頬が下がり、年齢より老けて見られる顔を「ブルドッグ顔」と呼んだりしますが、顔の印象に大きな影響を与える頬のたるみは、悩みの種でもあります。
頬のたるみの原因は、加齢によるところが大きいとされていますが、他にどんな原因があるのでしょうか。
頬のたるみの改善方法として用いられている「サーマクール」「スプリングスレッド」「バッカルファット除去」の施術内容と特徴についても説明します。

頬のたるみを改善する
治療方法は?

頬がたるむ原因とその治療について、まとめました。六本木境クリニック・院長の解説つきです。

頬のたるみの原因は?

目の下のたるみの一般的な意見とは…

  • 加齢によるもの。年齢を重ねるごとに頬のたるみが目立つようになる。
  • 肌にハリや弾力をもたらすコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの成分が減少している。
  • 皮膚の下の表情筋が衰え、表情筋の上にある皮膚や皮下脂肪を支えられなくなっている。
  • 紫外線によるもの。肌の内部で活性酸素が発生し、コラーゲンやエラスチンなどの成分を作りだす線維芽細胞にダメージを与え、これらの成分の産生力を低下させている。
  • 乾燥によるもの。肌の保湿力が低下して新陳代謝・肌のターンオーバーが乱れている。

頬のたるみを気にする女性

しかし、わたくしは頬を強くさわることによって、靭帯などの支持組織がゆるむことこそが、頬がたるむ最も大きな原因だと考えています。
支持組織のゆるみによる頬の下垂のように一度生じてしまうと元に戻ることがない変化については、まるで老化現象そのものであるかのように誤解されている傾向があります。

頬のたるみの代表的な治療はこの3つ

スプリングスレッドって、
どんな施術?

スプリングスレッドの施術イメージ

スプリングスレッドとは、伸縮性のある特殊な糸を皮膚の中に入れてたるみを引き上げる施術方法です。
糸が伸び縮みするので、筋肉の動きに合わせて糸が伸縮し、口のまわりなど、良く動かす部分でも引きつれを起こすことなく、自然な表情が作れます。
スプリングスレッドで用いられている糸は、「コグ」と呼ばれる突起が、1センチあたり24個ついています。4方向についたコグが皮下組織を引っかけて引き上げることによって、リフトアップされるのです。
コグは先端が丸くなっているので、組織を傷つけず、痛みにも配慮しています。

スプリングスレッドの糸は、ポリエステルとシリコンでできていて、溶けません。時間が経っても緩みにくいので持続性が高いと言われています。
たるみを引き上げる効果のほか、肌質の改善効果も期待できます。皮膚の下に糸を入れることで真皮層のコラーゲンやエラスチンを生成する「繊維芽細胞」が刺激され、その生成が促されるため、肌にハリが出るとも考えられています。この効果は、施術後2~3ヶ月ごろから現れてくるようです。

向いている人

  • 強力なリフトアップ効果がほしい人
  • 頬のたるみが気になる人
  • ほうれい線が気になる人
  • マリオネットラインが気になる人
  • フェイスラインが気になる人
  • 切るフェイスリフト手術で満足できなかった人
  • 他のスレッドリフト手術で満足できなかった人

向いていない人

  • 将来どうしても切るフェイスリフト手術を受けたい人
  • 溶けない糸を入れることに抵抗がある人
  • 感染した場合、早めの来院が難しい人
効果の持続期間 糸の入れ方にもよるが、半永久的
ダウンタイム 3~4日。基本的に短いが、2週間内出血が気になったり、2~3ヶ月腫れがあったというケースまで個人差が大きい
注意点(リスクや副作用) ・治療後には腫れやむくみが出ることがある
・術後~1ヶ月ほど、口を大きく開けたり笑ったり、洗顔時などに引きつれや違和感があることがある
・内出血が起こることがある

境院長よりコメント

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スプリングスレッドは、たるみ治療で最も効果的

私は頬のたるみ相談の場合、ほぼ100%スプリングスレッドの話をします。
溶けない糸に拒否反応を示す人には強く勧めませんが、現時点で、スプリングスレッド以外に長期的な効果が得られる施術がないので、消去法としてお話ししています。

顔のたるみは、顔全体のボリュームが下がること、加齢や物理的刺激によるダメージの蓄積でバッカルファット(頬の深い部分にある脂肪)が下がったことによる部分が大きいです。
スプリングスレッドはバッカルファットの外側中心に持ち上げることになりますが、多くの人が「若返っただけ」の理想的なリフトアップができます。
スプリングスレッドは、バッカルファットを若いころの位置に戻すことができるので、当然といえば当然の効果です。
スプリングスレッドと同じくらいバッカルファットを持ち上げることができる施術は、目の下を切って糸などでバッカルファットを直接持ち上げる「ミッドフェイスリフト」しかないと言えます。
効果の持続期間を考えると、スプリングスレッドはあなどれないと私は思います。

スプリングスレッドは実際に受ける人も多く、その効果に驚かれることがほとんどですし、感染以外に大変なこともありません。
感染するとかなり大変なのでよくよく執刀医と相談して、しばらく悩んでから受ける施術です。
そういった意味では、スプリングスレッドはカウンセリングを受けた日に施術を受けたり契約したりして良い施術ではないのかもしれません。
当クリニックでも、カウンセリングをした日に契約を結ぶことはおすすめしていません。必ず、一度時間をかけて考えてもらうことをおすすめしています。

バッカルファット除去って、
どんな施術?

バッカルファット除去の施術イメージ

バッカルファットというのは、頬の深い部分(頬筋と咬筋の口側前縁)にある脂肪の塊のこと。
バッカルファットが加齢によって垂れ下がってくると、頬がブルドックのようにたるんでしまいます。
筋肉の衰えによってもバッカルファットが下がる。食事の時によく噛まなかったり、人と話すことが少ない、あまり笑わない、歯ごたえのあるものを食べないという人、姿勢が悪いという人も注意が必要だとされています。
でも、わたくしはお顔を強くさわることによる靭帯などの支持組織のゆるみがバッカルファットが下垂する一番の原因だと考えています。

このバッカルファットを除去することで、頬のたるみやほうれい線を解消でき、小顔効果だけでなくエイジングケアも期待できるといわれています。
しかし、わたくしはバッカルファットを除去するとまるで風船の空気が抜けたかのようにボリュームが減ってしわが増えたり老けると思います。丁度、ヒアルロン酸などの注入系治療と真逆の効果です。ヒアルロン酸などは若く見えるけど顔が大きくなる。反対にバッカルファット除去では小顔になって老けるという非常に分かりやすい関係です。

バッカルファットの除去手術は、口の内側を1~2センチほど切開してバッカルファットを引き出し、切除します。術後5日くらいで抜糸。
クリニックによっては、溶ける糸を使用し、抜糸の必要のないところもあります。メスを入れるため、口の中に傷ができますが、粘膜のためすぐに治りますし、傷跡も目立ちません。

向いている人

  • 小顔になりたい人

向いていない人

  • 頬のたるみが気になる人
  • ほうれい線を改善したい人
  • ブルドック顔の人
  • マリオネットラインが目立つ人
効果の持続期間 脂肪そのものを除去するため、効果は半永久的
ダウンタイム 手術翌日には腫れはほとんど引いていることが多いが、3~5日かかることも
注意点(リスクや副作用) ・脂肪がなくなることで皮膚があまり、余計にたるんで見えたり頬がこけて見えることがある
・血行が良くなりすぎると腫れが出る可能性があるので、手術当日は熱い風呂につかりすぎたり、サウナに入ったり、激しい運動をしないようにする
・だるさ、熱感、頭痛、かゆみ、じんましん、むくみなどが起こる場合がある

境院長よりコメント

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本当にたるみを解消できるか、疑問が残る施術です…

バッカルファット自体を減らしてしまおうとするアプローチ、私はどう考えても、ボリュームが減って風船がしぼむようにシワシワになると思っています。
そもそもこのバッカルファット除去が理にかなっているのなら、ヒアルロン酸などの注入系治療で膨らませる行為は間違っているということになりますよね?

マリオネットラインの外側やほうれい線の外上側など、加齢によってボリュームが増えたところのバッカルファットだけをとることができれば問題ないのでしょうが、バッカルファットとボリュームは頬全体でつながっています。
そして、マリオネットラインやほうれい線が目立つということは、バッカルファットを支えていた支持組織が傷んで、バッカルファットは重力で簡単に移動してしまいます。
そのため、マリオネットラインやほうれい線の上にかぶさって影を作る部分である下側のバッカルファットを取ると、まるでだるま落としのようにバッカルファットが下がり、目の下のバッカルファットが減ってしまうのです。
バッカルファットを取ると目の下がくぼんだリ、目の下のクマやシワが目立つようになります。
「バッカルファット除去を受けたら、ゴルゴラインが余計に目立つようになった」というのは、ごくごく当たり前のことなのです。

サーマクールって、
どんな施術?

サーマクールの施術イメージ

切らないたるみ治療器のひとつであるサーマクールは、皮膚の表面を冷やしながら、高周波(RF波)を照射することで、コラーゲン組織が産生され、、皮膚のたるみ改善を目指しているそうです。

高出力の高周波を照射できるので、従来のレーザー治療器と比べて、皮膚深層部へ到達することができ、皮膚の表面を保護しながら、真皮から皮下組織へとダイレクトに作用することで、即時的な効果が得られると言われています。
また、たんぱく質を収縮して皮膚深層部の引き締めを行いながら、新性コラーゲンを生成するので、肌にハリをもたらし、シワやたるみを改善できるといいます。

これらの効果は治療後1ヶ月ごろから出始め、3ヶ月くらいでピークに達すると言われています。
照射エネルギーの強さや照射ポイントの調整ができるので、肌質や年齢に合わせてコントロールできるほか、脂肪を縮小させる作用もあるため、小顔効果も期待できるそうです。

向いている人

  • 手術に抵抗がある人
  • ダウンタイムが少なく、誰にもばれない治療をしたい人
  • 気軽にたるみを治療したい人

向いていない人

  • 確実な効果を得たい人
  • たるみが中等度から高度の人
効果の持続期間 半年~。定期的に施術を受けることで効果が長続きするため、半年~1年の間に、次の施術をうけるのがおすすめ。
ダウンタイム ダウンタイムはほとんどない。顔に赤みがさす程度。
注意点(リスクや副作用) ・激しい運動、飲酒、長風呂など、血行が良くなると腫れが出ることがある
・皮膚の水分が一時的に失われるため、保湿をしっかりする
・発赤、熱感、痛み、かゆみなどが生じることがある
・色素沈着や内出血を起こすことがある

境院長よりコメント

Doctor’s comment

ドクター写真

照射系治療でたるみを改善するのは不可能?

かつて、私は日本一サーマクールが多いクリニックにいたことがあります。
変化は非常にマイルドで効果の持続期間は短く、マニュアルには「1~2ヶ月後にピークが来る」と書いてありましたが、リフトアップ効果はほとんどなさそうに思います。
実際、「腫れているときだけはハリを感じたけど、1~2ヶ月経っても効果のピークが来ることは全くなかった」といった感想が多いようです。

しみやホクロ除去では照射系治療機器が大活躍していますが、照射系たるみ治療を受けた人から効果があったという話はほとんど聞かれないので、照射系たるみ治療の役割ってはっきりしないと常々感じていました。受ける人が期待しているようなリフトアップ効果がほとんどないため、「お肌の土台を整える」などといった、それらしい言葉がマニュアル的に使われていました。
現在も、まずはサーマクールありきの説明をするクリニックが、あるのではないでしょうか。
…なぜかって?
手術のように単価が高くて、手術のように訓練の必要がないのですから、医療機関の経営者には好都合ですよね。
肌質改善や化粧のノリが良くなるなどの効果については否定できませんが、少なくとも、宣伝文句でよく使われている切らないフェイスリフトのような効果はありません。

ひとりで悩まないで、
相談に来てください

医師画像

私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。

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