リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
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レーザー治療
肌にレーザーを照射することで、顔のたるみ・シワを改善すると言われる「レーザー治療」ですが、レーザーを当てるだけでシワが消えるなんて、不思議だと思いませんか?
そこで、レーザーがたるみ・シワに働きかける仕組み、本当に満足できる効果が得られるのか、調べました。日本形成外科学会専門医である境院長のコメント付きです。
レーザーでたるみ・シワは
改善できる?できない?
人間の肌は傷つくと修正しようとする自己治癒能力が備わっています。その性質を利用して、たるみなどを改善しようとするのがレーザー治療です。レーザー治療の特徴、レーザー治療のなかでも特に効果が高いと言われている「フラクショナルレーザー」について説明します。
レーザーって何?
レーザー治療は、傷つくと修正するという肌細胞の性質を利用し、肌に熱エネルギーを与えて、たるみなどを治療しようとする方法です。
肌にレーザー光線を照射して線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促進。
それによって皮膚の細胞が活性化され、たるみやシワの改善につながると考えられています。
切らずに行えるので、腫れや内出血などもなく、気軽に受けられるのもメリットのひとつ。
美容治療で使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる波長をもっています。波長によって、レーザーの届く深度が異なるので、目的に応じたレーザーを使い分けます。リスクとして、照射後の赤み、炎症性の色素沈着が起こることがあります。施術時間は10~30分、持続期間は半年程度、費用目安は5万円~15万円です。
また、レーザーには「反射作用」があり、皮膚表面の古い角質をはがれやすくするので美白効果もあると言われています。
レーザー治療でできること
- 人間の身体がもつ自己治癒反応を使って肌の再生機能を呼び起こし、ターンオーバーの乱れや皮膚機能の低下を改善。レーザーを照射することで創傷治癒能力を働かせるため、その過程でコラーゲンやエラスチンが作られ、小じわなどの改善につながる。
レーザー治療でできないこと
- レーザー治療では、目元や口元の小じわや、顔の全体的な肌質改善を得意としているため、長年の表情のくせでできてしまった大きなシワ、ほうれい線などの深いシワに対しては、十分な成果は出せないと言われている。
レーザー治療の特徴
手軽さ | 切開や注射などをせず、レーザーを照射するだけ 治療時間も短いので、手軽に施術を受けることができる |
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痛み | 施術は麻酔クリームを使用。術後、多少ヒリヒリした痛みがある |
ダウンタイム | ほとんどない |
持続期間 | 1回の治療でも効果が出ることもあるが、繰り返すことで、半年以上効果が持続するという意見もある。 |
たるみ・シワの治療でよく使われるのは
「フラクショナルレーザー」
フラクショナルレーザーは、レーザーで肌に小さな穴を開けることで自己治癒反応を利用し、たるみやシワを改善させようとする治療法です。
肌にごく小さな穴が開くことで、人間の身体が自ら傷を治すのと同じように、肌はコラーゲンやエラスチンを増やして修復しようとします。
コラーゲンやエラスチンが増えることで肌にハリや弾力が出て、シワやたるみが目立たなくなるそうです。
また、表面に開いた穴の回復に伴って、皮膚が収縮していくので肌が引き締まり、たるみ毛穴も改善する効果が見込めます。
痛みや赤みは大幅に軽減されているので、ダウンタイムが短く、翌日からメイクも可能。
1回でも効果が出る場合もありますが、継続して治療を受けることで、半年以上効果が持続するといわれています。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
レーザー治療の顔のたるみ改善効果は「ほぼゼロ」だと言えます
レーザー治療はもともと、小ジワ、シミ、ニキビの跡、妊娠線が気になる人や傷跡を薄くしたい人に向いている治療です。
皮膚に、目に見えないほどの小さな穴を開けて、意図的にダメージを与えることで、ハリのある肌に生まれ変わります。
「化粧ノリがよくなった」「顔色が明るくなった」といった声を聞きますし、リピーターも多いですが、肌質改善が主な効果で、顔のたるみを改善する根本的治療とは言えません。
それに、一度の施術で効果を得るのは難しいので、何度も受ける必要がある施術です。
1回の施術時間は20~30分程度で、直後は日焼けしたような赤みが生じます。
とても強いレーザーなので、施術後のお手入れも大事です。