リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
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【施術比較】
リフトアップ施術・フェイスリフトの
効果が高いのは?
リフトアップ施術・フェイスリフトにはいくつか種類があります。シワやたるみの種類、顔立ちや年齢などによって適切な施術は変わるのかもしれませんが、代表的な施術を比較し、最もリフトアップ効果の高い施術を紹介します。
料金が安いのは?
料金は、治療を施す顔の部位や量・ショット数・本数によって変わりますが、各施術の最低料金で比較しました。
ヒアルロン酸注入やボトックス(ボツリヌストキシン)注射は1万円程度。
高周波治療(サーマクール)は、最も少ないショット数でも10万円以上かかります。
糸(スプリングスレッド)は、挿入する本数によって変わりますが、両側6本・8本・10本で設定しているクリニックが多く、効果を実感するには、6本以上必要と言われています。
切るフェイスリフトはクリニックによって、料金に幅があります。
どれも保険適応外のため、料金設定を確認してからクリニックを選ぶようにしましょう。
♢♦10年間リフトアップを持続させるために必要な費用を試算してみました♦♢
【ヒアルロン酸・ボツリヌストキシン注入】
全顔の場合:3万~5万 持続期間:3ヶ月
12万~20万円(年4回分)×10年
=120万~200万円
【レーザー治療】
5万円/回 持続期間:3~6ヶ月
10万~20万円(年2回~4回)×10年
=100万~200万円
【高周波治療】
15万円~/回 持続期間:3~6ヶ月
30万~60万円(年2回~4回)×10年
=300万~600万円
【スレッド美容鍼】
20万円~/回 持続期間:1年
20万円(年1回)×10年=200万円
【糸によるフェイスリフト(スプリングスレッド)】
50万円/回 持続期間:3年~
50万円(3年~に1回)×10年=150万
【切るフェイスリフト】
100万円 持続期間:5年
100万(5年に1回)×10年分=200万
施術が短いのは?
ヒアルロン酸注入は10分程度、ボツリヌストキシン注射は5分程度と、とても短時間でできます。
高周波、レーザー治療もメニューによりますが、1時間以内に終わります。
一般的に、短時間でできる施術は「安い」「気軽」なイメージがあり、「クリニックで受ければ、必ず効果が出る」と言うものでもありません。どれも持続期間は短く、定期的に受ける必要があります。
糸(スプリングスレッド)は局所麻酔で行いますが、糸の挿入から調整、縫合まで2時間要します。抜糸は、翌日~14日前後かかりますが、メイク・入浴は当日からOKです。
同じくらい時間がかかる切開手術(切るフェイスリフト)は、翌日からメイクできるそうです。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
手軽に見える施術ほど、リスクをよく確認して…
施術時間が短いものは、いずれもメスを使わず、身体への負担も少ない施術のように思われます。
特に、ヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン注射は、美容に関心が高くない人でも聞いたことがあるほど、よく知られた治療です。
ただ、実際にどういったリスクがあるのか、正しく理解している人は少ないのではないでしょうか?
ヒアルロン酸は足せば足すほど大きな顔になって重みでたるみます。また、動脈塞栓による皮膚壊死や逆行性動脈塞栓による失明や脳梗塞などのリスクもあります。ボツリヌストキシンはおそろしい合併症はないのですが、表情が不自然になったり、筋肉が弱ることによってさらにたるんでしまうといったケースも珍しくありません。
「施術の短さ」「手軽さ」は施術医師やクリニック経営者には非常にありがたい特性ですが、受ける側にメリットがある特性ではありません。適切な施術がどういうものかを深く考えずに、「施術の短さ」「手軽さ」だけで決めてしまうのは、宣伝に踊らされているだけであって、あまりに危険だと思います。
すぐにたるみ改善・リフトアップ
効果を実感できるのは?(※個人差あり)
【ヒアルロン酸注入】
施術後すぐに効果を実感できます。効果と言っても、シワ部分に注入することによって、肌がふっくらして目立たなくなる程度で、シワを消すわけではありません。
【レーザー・高周波】
レーザーは施術後1週間から、高周波は1ヶ月後から効果が出始めます。「肌にハリが出る」「肌が引き締まる」リフトアップではなく「肌質改善」が主な効果。
【スレッド美容鍼】
皮膚に留まった糸が体内に吸収される反応を利用した「引き締め効果」がメイン、直接たるみを引き上げる効果は期待できません。
【糸によるフェイスリフト】
糸によるフェイスリフト(スプリングスレッド)は、たるみに即効性があるので、糸の挿入直後から効果を実感できます。
また、スプリングスレッドで使用するコグつきの特殊な糸が、絶えず皮下組織に刺激を与えることでコラーゲンの生成を促すため、ハリと潤いのある肌に生まれ変わります。
つまり、リフトアップと肌質改善、どちらも叶えることができるのです。
【切るフェイスリフト】
たるみを取り除き、皮膚を上に持ち上げるので、術後すぐに目に見える効果を実感できます。
ただし、切開手術のため、ダウンタイムが長く腫れや内出血が長引く可能性があります。
また、耳やこめかみのあたりを切開して皮膚を引き上げるため、切開箇所から遠いほうれい線・マリオネットラインなど、顔の正面部分のリフトアップ効果は弱くなります。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
本当に「リフトアップ効果」が得られる施術は・・・
「効果がある」と感じるのは、個人差があります。
ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると、凹みが目立たなくなるので「ほうれい線が消えた!」と満足する人もいるでしょうが、いわば不自然な部位を無理やりふくらませただけで、シワがなくなるわけではありません。
また、ほうれい線やマリオネットラインのような頬が下がって影が目立つシワにヒアルロン酸を注入しても、シワが消えることはありません。それどころか、たるみが強い部分にヒアルロン酸を打ち続けると、ヒアルロン酸の重みでさらにたるんでしまうケースもあります。
顔のたるみを切らずに改善したいなら、糸のようなリフトアップ施術がいいと言えます。
私がおすすめするスプリングスレッドは、顔の正面のたるみに強い効果を発揮します。
それも1か月後に効果が出てきますと言ったあやふやなものではなく、あきらかな即効性のある施術です。スプリングスレッドを受ける患者さんには「フェイスラインやマリオネットラインは直後から十分な効果を実感できますし、お顔全体も施術後3~4日にはほぼ完成形と考えてください」と説明しています。
気軽に受ける施術ではありませんが、目の下、ゴルゴラインからほうれい線、マリオネットライン、フェイスラインから首まで、自然に近いフェイスリフト(若見え)が得られます。
これは切るフェイスリフトでは出すことが難しい効果だと思います。
フェイスリフト効果が
長続きするのは?(※個人差あり)
リフトアップ(引き上げ)効果は期待できるのは、「糸によるフェイスリフト(スプリングスレッド)」と「切るフェイスリフト」です。他の施術は、引き締め効果はあっても、リフトアップ(引き上げ)効果は期待できません。
「ヒアルロン酸注入」はたくさんのクリニックで行われている施術で「持続期間は半年~1年程度」と説明しているところが多いようですが、体内に拡散されていくので、実際はもっと短いと言われています。また、効果を持続させるには、くり返し受ける必要があります。
「スレッド美容鍼」も、「持続期間は平均1年程度」と言われていますが、施術後1ヶ月と2ヶ月を比較すると効果が半分以下になっている症例が多く、実際の持続期間はとても短いと見られています。
「高周波とレーザー」はメニューにもよりますが、平均半年くらいの持続期間で、これも一度の施術で効果が出るとは限りません。
糸によるフェイスリフトは、従来の伸縮性のない溶ける糸は2ヶ月~1年程度でしたが、伸縮性・柔軟性・耐久性がある溶けない糸のスプリングスレッドは、一度の施術で3年以上効果が持続すると言われています。
また、顔のあらゆるたるみに対応でき、仕上がりが自然に見えるのも強みです。
切るフェイスリフトの持続期間は5年ほどと言われていますが、その間まったくたるまないわけではなく、加齢や脂肪などが原因でそれなりのたるみは生じてしまいます。また他の施術に比べてリスクが高いため、最近は受ける人が少ないようです。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
一度の施術でリフトアップできるものは限られています
効果の持続期間を証明するのは、難しいです。
私が得意とするスプリングスレッドも「3年~半永久」と言っていますが、何をもって半永久と言えるのか、どうしても曖昧な説明になってしまいます。
ただ、実際の話として、2~3年前にスプリングスレッドを受けた患者さんが「追加したい」と来院されることがあります。施術をした当時の状態と変わらない状態を見て驚かされることもあります。
そしてなにより、私のクリニックのスタッフ5人中4人(30代)が、1年以上前(最長4年前)に施術を受けてくれていて、4人を見るたびスプリングスレッド術に自身が持てます。
私はスプリングスレッドに出会って、切るフェイスリフトには一切、興味がなくなりました。
結局、いちばん
リフトアップ効果が高いのは?
確実にリフトアップし、その効果が長く続くのは「スプリングスレッド」
顔のたるみは、いろんな部位とつながっています。
フェイスリフトで重要なことは、たるみやボリュームを適切な位置に戻すことです。
注入・注射・高周波・レーザー治療は、小さなシワ、肌質改善は期待できるかもしれませんが、たるみの治療にはなりません。
その点、スプリングスレッドは、加齢や物理的刺激によるダメージの蓄積でできた頬のたるみやゴルゴライン、マリオネットラインといった大きなたるみまで引き上げることができます。
加えて、切るフェイスリフトではなかなか効果が出にくい顔の正面までしっかりリフトアップできるのは、伸縮性と耐久性を持ち合わせた溶けない糸だからこそと言えます。
ただし、スプリングスレッドは気軽に受ける施術ではありませんし、決して安い料金ではありません。
効果ばかりに注目して忘れてしまいますが、失敗や感染症などのリスクもあります。
また、医師によって仕上がりに大きな差が出る施術です。複数のクリニックのカウンセリングを受けたうえで、ご自分が納得できるクリニックを選びましょう。
♢♦♢ このサイトで紹介している「フェイスリフト」の費用や施術時間、リスク等について ♢♦♢
- 【注入治療(ボトックス)】
- 費用:1部位あたり1万~5万円(全顔に施す場合は5万~15万円)、 施術時間:5分~10分、効果の継続期間:2・3ヶ月~半年
- リスク:※そもそもリフトアップには不向き。軽い痛みあり。術後に内出血や腫れが出ることがある。技術により注入部分が凹凸になることがある。ダウンタイム:3日~5日程度
- 【レーザー等照射治療】
- 費用:1回あたり2万~40万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
- リスク:軽い痛みあり。術後、赤らみやほてり、ピリピリ感など、軽いやけど症状が現れることがある。ダウンタイムは数日程度。
- 【高周波治療】
- 費用:1回あたり2万~5万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
- リスク:痛み・ダウンタイムほぼなし。敏感肌の人は肌が赤らみやほてりが出ることがある。
- 【美容鍼】
- 費用:1回あたり20万~70万、 施術時間:30分~60分、 効果の継続期間:3~6か月
- リスク:内出血を起こすことがある。定期的に施術を受ける必要がある。持続が短い。ダウンタイムほぼなし。
- 【スレッドリフト】
- 費用:1本あたり2万~10万(6本平均15万~70万円)、施術時間:30分~2時間、効果の継続期間:3年~5年
- リスク:糸の挿入部分がひきつれを起こすことがある。糸が体内に残る。針の挿入部に、腫れや内出血、むくみが起こることがある。ダウンタイムは1~2週間程度。
- 【切るフェイスリフト】
- 費用:50万円~200万円、施術時間:2時間~3時間、効果の継続期間:5年~10年
- リスク:傷跡が残る。術後の痛み、腫れ、むくみ、内出血が起こる。ダウンタイムは2週間~1か月。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
料金が高いのは、それなりの理由があります
糸(スプリングスレッド)と切るフェイスリフト手術などの手術がとても高額に見えますね。一般的に、実際の料金はその人のたるみの状態や施術内容によって変わるといいます。
参考までに、私のクリニックでは、ほとんどどんな人でもお顔の下半分や首のシワ・たるみはスプリングスレッド、上半分とまぶたのシワ・たるみは眉下切開をおすすめしています。
スプリングスレッドでは、年齢やたるみの程度によって糸の入れ方や入れる本数を変えたりはしません。そして、ほうれい線やゴルゴラインなど正面までのたるみを改善したい人、マリオネットラインやフェイスラインを中心に改善したい人と言った効果を出したい範囲や部位によって糸の入れ方や入れる本数を変えたりはしません。
また、一度に12本挿入する患者さんが9割以上です。
6本・8本挿入する他院と比較して、効果や持続期間は雲泥の差だと思います。
「料金が高い=効果が高い」と言い切れるわけではありませんが、手術や溶けない糸は説明もとても難しく、大変な施術なのは確かです。
また糸(スプリングスレッド)は安い料金で受けられる注入・注射治療や高周波治療と比べて、リフトアップ効果を実感しやすく、患者さんの満足度が高い傾向にあります。ちなみに、照射系治療が高額な場合、その値段は得られる効果というよりも、使用する機器自体の値段が高いことに起因していると考えられます。