
リフトアップ効果が高いのはどっち?
【スプリングスレッドVS他の施術】
※本サイトで提供しているすべての情報は、六本木境クリニック・境 隆博院長の見解によるものです。
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美容外科で眉下切開の相談に行った際、眉下切開と併せて追加治療を提案されることがあります。「理想の形に仕上げるためには、あなたの場合、この追加治療を受けるといいでしょう」といった提案です。
結論からいうと、よほどの特殊な例を除いて、眉下切開に追加治療は必要ありません。それにも関わらず美容外科が追加治療を提案してくる理由は、第一に医師の技術力が未熟なこと、第二に売上を上げたいこと、の2点でしょう。
以下、眉下切開における追加治療について、六本木境クリニックの境院長監修のもと、正確な情報を確認していきましょう。
眉下切開のカウンセリングに行った際、または、直接医師の診察を受けた際に、次のような追加治療の可能性を提示されることがあります。技術力が確かで、かつ良心ある医師であれば、これら追加治療の可能性を提示することはありません。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
眉下切開の追加治療としてよく見られる例が、術後におけるリザベン(トラニラスト)の処方です。
リザベン(トラニラスト)とは、タトゥー除去手術などにおいて生じることがある肥厚性瘢痕という症状の予防・治療薬。眉下切開で肥厚性瘢痕が生じることは、通常はないので、一般的に考えれば不可思議な追加治療と言わざるを得ません。
医師が眉下切開の後にリザベン(トラニラスト)を処方する理由は2つ。1つ目が、お金儲けです。決して高額な薬ではありませんが、処方することで、少しでも経営に資することは確かです。
そのような医師は、別の治療においても小さな追加治療を提案している可能性があります。ちりも積もれば山となる、という経営姿勢なのかもしれません。
2つ目の理由が、医師の技術力不足です。眉下切開の経験に乏しいため、術後、本当に肥厚性瘢痕が起こる可能性があるため、予防薬として処方しているというパターンです。
2つの理由のいずれであれ、患者にとって信頼できるクリニックとは言えないでしょう。
眉下切開の後、傷口にテープを貼って固定する医師がいます。基本的に、眉下切開にテープ固定は不要です。医師がテープ固定をする理由は2つ。1つ目が肥厚性瘢痕の予防です。
肥厚性瘢痕は、テープ固定による予防効果があります。よって、医師の中には肥厚性瘢痕の予防目的で、術後の傷跡にテープを貼る人もいるでしょう。しかしながら眉下切開で肥厚性瘢痕が生じることは、通常、ありません。「テープを貼ったから肥厚性瘢痕を予防できた」と医師が誤解している可能性があります。
2つ目が、万が一傷跡が残った場合の、患者への責任分散です。傷口に貼ったテープの下では、かゆみなどの不快感を伴うことがあります。
そのため患者の中には、テープの上から掻いたり押したり、貼り替えを怠ったりする人もいることでしょう。「あの時、自分がきちんとテープを扱わなかったから傷口が残ってしまった」と患者に思わせ、傷口の責任を医師と患者に分散させようと図る医師がいるようです。
眉下切開の後に、傷口を安定させる目的で、ボツリヌストキシン注射を追加する医師もいるようです。ボツリヌストキシン注射とは、もともと筋肉の働きを弱めるための施術。
一般にボトックス注射と言われる施術です。筋肉のクセによって生じるシワ、エラのハリなどを緩和させる目的で、ボツリヌストキシン注射は美容医療の現場では多く用いられています。
ところで眉下切開は、手術によってまぶたを上に引き上げる治療。ボツリヌストキシン注射を打つと、筋肉の働きが弱ってまぶたが下がるため、眉下切開の効果が相殺されるかもしれません。眉下切開の追加治療としては、あまり推奨されません。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
当院では年間200例ほどの眉下切開を行っていますが、このうちボツリヌストキシン注射を必要とする例は2例ほどです。いずれも、眉毛を上げるクセや額のシワを緩める目的で行っています。傷口を安定させる目的でボツリヌストキシン注射を打った例は、過去に一度もありません。
眉下切開だけではまぶたの内側のたるみが解消できない、との理由で、たるみをとるための埋没法を追加で提案してくる美容外科があります。
技術力の乏しい医師が外側の眉下切開を行った場合、確かにまぶたの内側のたるみをとることは難しいでしょう。加えて、まぶたの目頭付近から眉毛の外側に向け、斜めに皮膚のひきつれが生じる恐れもあります。これら技術力の不足を補うために、たるみ埋没法を併用するのだと思われます。
ところが実際に当該手術の痕跡を見ると、眉下切開の切開幅が5mm程度と、極めて狭い範囲しか切除していない例が散見されます。言い換えれば、たるみ埋没法がメインとなり、眉下切開がサブとなっている本末転倒の手術です。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
医師にとって、たるみ埋没法は、あまり手間のかからない安価な治療です。これをメインに置きながら、ほとんど手を施していない眉下切開の治療費も合算するという手法は、クリニックにとって非常にコスパの良い治療となります。逆に患者さんにとっては、非常にコスパの悪い治療となることを理解しておいてください。
技術力の乏しい医師が外側の眉下切開を行うと、目頭の近くから眉毛の外側方向に向けて、斜めのひきつれが生じることがあります。このひきつれを解消する目的で、一部の医師は、眉下切開と目頭切開の併用を勧めてくることがあります。
中には、眉下切開の十分な技術力を持ちながら、あえてひきつれを起こし、これを解消するために目頭切開を追加で行っている医師もいるようです。いわゆる自作自演です。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
大なり小なり、日本人の大半には蒙古ヒダが存在します。しかしながら、本当に目頭切開が必要なほど蒙古ヒダが発達している人は、ほんの一部に過ぎません。 目頭切開を受けた結果、目は大きくなったものの違和感が残った、という例は多々あるので、目頭切開を提案された場合には十分に注意・検討したほうが良いでしょう。
再生医療を始め、患者が聞いたこともない最新風の治療を提案してくる医師がいます。これら最新風の治療費は、概して高額です。
眉下切開は、眉毛に沿って丁寧に切開し、丁寧に縫合するだけで終わるシンプルな手術です。医師にきちんとした技術力があれば、再生医療なる奇妙な技術は一切必要ありません。
これら難しい名前の治療を提案してくる医師は、眉下切開の技術を十分に習得していないばかりか、眉下切開という手術の理屈自体をよく分かっていないのかもしれません。あるいは、お金儲けが目的なのかもしれません。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
再生医療などを始めとした難しい名前の医療知識・技術は、患者さんはもとより、大半の医師たちも理解していません。
眉下切開には高い技術力が要求されますが、理論は極めてシンプル。切って縫うだけです。難しい名前の医療技術が登場する余地はありません。
眉下切開とあわせて、眼輪筋や脂肪の除去を追加で提案してくる医師がいます。余分な組織を除去してしまえば、より一層、目元がスッキリするという理屈です。 しかしながら、眉下切開の際に眼輪筋や脂肪の除去を同時に行うと、内出血や腫れが著しくなり、ダウンタイムが長引くことがあります。後遺症として神経症状を残すリスクもあるため、あまり推奨できる追加治療ではありません。
「通常の眉下切開よりもダウンタイムが短い特殊な眉下切開がある」と称し、眉下切開の手術をランク付けしているクリニックがあります。上位にランクされる術式ほど治療費が高額になる、という仕組みです。
くり返しますが、眉下切開は切って縫うだけのシンプルな手術です。この単純な作業に、ランクを付けることはできません。あえてランクを付けるならば、「手を抜くか、真剣にやるか」ということになるでしょう。医師は患者さんに対し、常に真剣であるべきです。常に同じ料金の中で、医師が持つ最高ランクの眉下切開を提供すべきでしょう。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
素人たる患者さんからすれば、眉下切開の術式にランクがあると説明されると、「そんなものなんだ」と思うかもしれません。やや強い言い方になりますが、これは「悪質商法」の一種と私は考えます。
眉下切開の術式にランクを付けて異なる料金を設定しているクリニックは、その他の様々な局面においても、患者さんが理解できない営業をかけて来る可能性があります。避けておいたほうが無難でしょう。
基本的に、眉下切開には追加治療が必要ありません。よって、公式HP等で公表されている料金以外に追加で請求されることはない、と考えてください。
ただし中には、追加料金が生じても致し方のない例が一部存在することも事実。次の3つの例においては、追加料金が発生してもやむを得ないと考えておきましょう。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
経験豊富なベテランドクターと、初期研修を終えたばかりの新人ドクターとでは、眉下切開の仕上がりに差が出る可能性があります。「どちらのドクターを指名することもできますが、もしベテランドクターを指名する場合には、指名料が加算されます」と説明されたとしても、さほど不自然ではありません。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
静脈麻酔下で手術を受ける場合、手術中、患者さんはほぼ眠っています。よって実際には誰が手術を行ったのか、患者さんには分かりません。もしかすると、ベテランドクターが同席して指導をしながら、実際には新人医師が執刀している可能性があります。新人を育てるためには仕方のない現実があることを、患者さんは理解しておいてください。
初めて目元の手術を受ける患者さんと、何度も目元の手術を受けたことがある患者さんとでは、圧倒的に後者のほうが手術は難しくなります。手術が難しくなる以上、料金が上がってもやむを得ないことはあるでしょう。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
当院では、手術の難易度によって眉下切開の料金を変えています。この点はカウンセリングで十分に説明をしているので、説明に納得できる場合のみ申し込みをお願いします。
仕上がりのバランスを考慮して、眉下切開に追加治療を行ったほうが良い患者さんがいることも事実です。具体的には「眉下切開+二重術」、「眉下切開+眼瞼下垂手術」、「眉下切開+二重ライン修正」などです。
ただし、これら症例は極めて少数派。ほぼ全ての患者さんに追加治療を提案するクリニックは、仕上がりのバランス以外にも別の意図があると考えたほうが良いでしょう。
境院長よりコメント
Doctor’s comment
当院で眉下切開を受ける患者さんのうち、「追加治療を行ったほうが良いかも…」と感じる患者さんは、全体の6.5%ほどです。この6.5%のうち、実際に追加治療を行っている患者さんは極めてわずかです。
クリニックで追加治療を提案された場合には、その理由を詳細に確認してください。そのうえで、信頼できるクリニックでセカンドオピニオンを仰いでみましょう。本当に追加治療が必要なのであれば、セカンドオピニオンでもサードオピニオンでも、きっと同じ提案を受けるはずです。
監修医師Supervised
境 隆博(形成外科医)
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六本木境クリニック
カウンセリングから施術まで、すべて私が担当します。
たるみの本質と向き合い、一人ひとりに最も適した治療を提案いたします。
TEL:03-6441-0691
ひとりで悩まないで、
相談に来てください
私は美容医療に携わっていますが、受けなければいけない美容医療なんてないと思っています。
ただ、誰にでもコンプレックスや悩みがあって、それが自分の顔や外見に関することの場合、誰かに相談するのは勇気がいることです。
私は、そういった不安をすべて解消すること、その方にとって最適な施術を考えること、前向きな気持ちになれることを心がけています。
また、美容医療はイメージだけでなく、料金・効果・安全性も考慮して検討するものです。 私は不安が完全になくなるまで、施術は受けるべきではないと考えています。
だから、どんな些細なことも、ご相談ください。
監修:境 隆博 医師(sponsored by 六本木境クリニック)
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境院長よりコメント
Doctor’s comment
経営上の目的で不要な薬を処方するのは論外ですが、技術力不足を背景に予防薬を処方するのも大きな問題です。技術力が乏しいならば、その手術を行うべきではありません。
過去、私は1,000例以上の眉下切開を行ってきましたが、肥厚性瘢痕を起こした患者さんは一人もいません。眉下切開は、丁寧に切って丁寧に縫うだけのシンプルな手術です。医師がきちんと手術をすれば、肥厚性瘢痕が起こることはないと考えます。