スプリングスレッドvs高周波治療

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治療の特徴

スプリングスレッド

伸縮性のあるシリコンの糸を皮下に挿入することによってたるみを引き上げる糸のリフトアップの施術です。ほうれいせんやマリオネットライン・ゴルゴラインなどさまざまな顔のたるみ改善の治療を行うことができます。従来の糸を使った治療よりも、さらに引き上げる効果と持続期間が高くなっており、高い効果が期待できます。スプリングスレッドは溶けない糸を使用しています。溶けない糸を使うことによって、長期的にコラーゲンの生成が促進されるという効果もあります。

糸の入れ方や糸の引っ張り加減などによって仕上がりに差が出る施術です。不自然な仕上がりになったり顔の凸凹が気になるような場合もあるので、症例数が多く技術がたしかなクリニックで技術のある医師のもとで受けることをおすすめします。

高周波治療

顔のたるみやシワ、リフトアップにも効果があるといわれている高周波治療。高周波治療はラジオ波とも呼ばれる電流を照射して発生した熱で肌の奥にダメージを与えてからコラーゲンを生成し、それによって肌のたるみを改善する治療として知られています。

新しいコラーゲンを生成することによって肌にハリが出て、それによって顔のたるみやシワ、リフトアップに効果があるといわれています。コラーゲンの生成を促す治療のため、治療を行ってからしばらくして徐々に効果が出始めます。3か月ほどで効果のピークといわれています。代表的なものはサーマクールと呼べれている機械で、サーマクールは高周波のガス冷却を同時に行い治療を行う機械です。

医療用ではなくエステでも似たような機械で施術を行っているところもありますが、照射できる出力に違いがありエステで行うよりも医療機関で行う方が効果が高いといわれています。また、熱によってリンパの流れや血流がよくなるという効果もあります。

ダウンタイム

スプリングスレッド

洗顔やメイク、シャワー、入浴も当日から可能です。針を刺した部分のメイクは翌日からになります。施術後に赤みやむくみが出る場合がありますが、数日で落ち着きます。

高周波治療

ほとんどないものが多く、当日から濡らしてOK。メイクも可能。激しい運動や飲酒や長時間の入浴は腫れの原因となる可能性があるので注意するようにいわれています。

メリット

スプリングスレッド

スプリングスレッドでは、突起がついた特殊な溶けない糸を使っています。突起の先端は丸いので、皮下組織への負担を抑えつつ、強力にリフトアップすることが可能です。また、皮下組織を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成が促されハリがアップするという効果もあります。

高周波治療

メスで切ったりすることがないので手軽に行うことができます。メスで切ることに抵抗があるという人に人気です。基本的にダウンタイムがほとんどないこともメリットです。通院も必要ないところがほとんどのようです。

デメリット

スプリングスレッド

スプリングスレッドを行う際に、1番気を付けなければならないのが術後の感染です。感染すると抗生物質が効かないので、その感染した糸を抜く必要があります。感染はいつ起こるか分からないので、きちんと感染対策にまで配慮をしているクリニックを選ぶことが大切です。

内出血や腫れはそこまで心配しなくていい程度ですが、たまに出る人もいます。数日～1カ月の間、大きく口を開けたときや笑った時、洗顔するときに引きつったような違和感が出ることがあります。

高周波治療

コラーゲンの生成を促す治療のため、効果は1カ月経ってからでないとはっきりしないので、即効性はあまりないです。施術後すぐに即自的な効果としてやや引き締まった感じにはなります。

高周波治療はコラーゲンの生成を促すことによって肌質の改善を行うという点では効果を実感しやすいかもしれません。ですが、それによって顔のたるみやシワ、リフトアップに効果があるかというとあまり効果を実感できないという声が多いようです。

料金

スプリングスレッド

だいたい1回50万円前後ですが、入れる糸の本数や部位のよって前後します。3年程度もつ施術で通院の頻度もそこまで多くないので、一度施術を受けてしまえばしばらく持続的に効果を感じることができます。

3年以上効果を実感する人も多く、顔のたるみやリフトアップに効果の高い治療法です。

高周波治療

費用はだいたい1回9万円～30万円程度です。だいたい3か月が効果のピークといわれているので、維持するためには3か月～半年に1回の施術を受ける必要があります。

まとめ

高周波治療はコラーゲンを生成することによって肌質を改善する目的として行うことをおすすめしますが、顔のたるみやシワ、リフトアップを目的とするのであればスプリングスレッドの方がおすすめです。

1回の料金は高周波治療よりもスプリングスレッドの方が高いですが、持続期間も長く効果が高いです。

値段を抑えたい、メスを使う治療をどうしてもしたくないという人はレーザー治療の方がいいのかもしれませんが、フェイスリフトや顔のたるみに対する効果はあまり期待しない方がいいかもしれません。高周波治療を行う場合は定期的な通院の回数が多くなるので、結果的にスプリングスレッドよりも総額で高くなってしまいます。

顔のたるみやリフトアップのために高周波治療をやってみたいという方は、スプリングスレッドの治療を併用することでより満足のいく結果を得られるのでおすすめです。